新型コロナウィルスによる持続化給付金の申請補助・特別融資申し込み 銀行員は忙しい?
新型コロナウイルス感染症による影響を受けた事業者への特別融資の申し込みが増加
日本政策金融公庫と民間金融機関に多くの申し込みが・・
わたくしの勤務する地方銀行にも申し込みが殺到!
日々業務に追われております
そしてその特別融資とは別に事業者の方に大きなニュースが・・
事業持続化給付金!
最高 法人200万円 個人事業主100万円
これはありがたい制度です
条件は対前年の売り上げが50%減少していること
飲食業を含め申し込みが増加
対象月が落ち込んでいればよくかなり広い対象先となっている
しかし問題が・・
申し込みはネット申請
ネット環境がない高齢者事業者などはどうしていいかわからず困惑
法人なら決算書と試算表など顧問税理士に依頼すれば簡単ですが
高齢者で顧問税理士のいない白色申告者は何を何するばいいかチンプンカンプン
もう廃業しようかという事業者まで出てます
何十年も納税して本当に困っている事業者が申請できないこの時代に少し憤りを感じますが・・
そこで相談を受けるのが銀行員や信用金庫・信用組合職員たち
融資対応だけでも大変なのに給付金の相談まで・・
やりがいと感じるかめんどくさいと感じるか・・
それは金融機関の方針というよりか行員の気概かも
親身になる行員や職員にあたれば給付金の申請方法まで教えてくれます
わたくしもめんどくさいと思いながらお手伝いをしている部類です
決算書や確定申告書・帳簿や売り上げが分かる書類と本人確認書類と通帳の写しがあればよいので基本的は簡単ですが
さきほど申し上げたネット環境が大きくネックになる方が多いのはあまり知られていません
パソコンじゃなくてもスマホでも申請できますが
パソコンはもちろんスマホも持っていない人が多いことを今回知ることができました
書類は整備や子供さんにスマホやパソコンでの申請に協力してもらいながらなんとか申請できた人が何人もいます
もし・・自分の親が・・と考えると面倒くさいなんて思えません
自分は少しはまだ心があるバンカーみたいです
役職も付きそれなりの収入を得ていますが少し若いころの熱い気持ちの行員だった時を思い出しました
融資の必要ない企業に融資を進める業務から本当に必要な企業や個人事業主に融資し、給付金・補助金の申請のお手伝いをして感謝される
金融機関で働く意義ということを新型コロナウイルスが教えてくれたような気がします