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固い仕事人(金融機関)のストレス解消法・健康法・つぶやき

銀行員と客との癒着はあるのか?半沢直樹に見る銀行員の不正は本当?

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半沢直樹2が前作以上に大ヒットしています

 

前作は大和田常務の不正を暴いた半沢直樹

 

今回は副頭取の不正を暴きました

 

この2つの不正に共通するのが銀行の役員という立場を利用し、金銭を要求したり家族などへの支援をさせたりとあの手この手で私利私欲のためにお客を利用していること

 

そして不思議なのはその当事者は解雇にならないこと

 

それはなぜ?

 

それは銀行のメンツがあるからです

 

そんなことが明るみに出ればメンツ丸つぶれ

 

だからお客のフォローや当事者もクビにせず残す

 

両者のどちらかがリークしたら困るからです

 

銀行員がそれも役員が加担して搾取した企業は口封じのためその銀行から守られます

 

大手銀行から地方銀行や信用金庫まで大なり小なりあるのではないでしょうか

 

わたくしのそのような事件を職場で聞いたことがあります

 

ある銀行の取引先で昔は経営内容もよく優良企業と言われた会社でしたが先代から息子に代表が変わり経営が悪化

 

よくある話ですが資金繰りが厳しくなり、当初は各金融機関融資を行い対応していきましたがこぞって新規融資を停止しました。一時期流行りました「貸し渋り」です。

そんな中メイン銀行ではないある銀行が大口融資を行いました。

それも一度ではなく数回

誰が聞いてもおかしい融資案件です

 

倒産寸前の会社に大口融資

内情は経営陣(ある役員)の強いプッシュで役員会で決定した案件です

 

そしてまもなくその企業は倒産

 

そしてそのタイミングでその役員が辞めました

取引先の大手企業の財務部長と言う肩書を得て見事に逃げ切ったのです

 

その役員は倒産した企業の先代から可愛がられ懇意にいていました。

先代は息子に代を譲る時も頼むと言われており息子もその役員を頼りにしていました。

 

そして経営が悪化した時その役員は大口融資の確約の条件に5%のバックを要求

5%といいましてもウン百万円

背に腹を変えられないボンクラ息子は了承

それも数回

 

そして倒産した際にはその取り決め暴露するというどこまでもボンクラ息子

 

そのことを公表されると困る銀行は担保を関連会社で時価額以上の価格で購入しボンクラ息子たちへの口止め料を払いました

 

銀行の損失は数億円

 

しかしそのことは外にでることはありません

 

それは銀行のメンツがあるからです

 

怖いですね~