タピオカは知ってるが鏡開きは知らない若者・・
毎年わたくしの支店では1月11日に鏡開きをします
店頭に飾る鏡餅でぜんざいを・・
今年は1月11日が土曜日なので1月10日に行う予定でしたが・・
予定と思っていましたが・・
必ず行うと思っていましたが・・
絶対すると思いましたが・・
なんと・・なんと・・
ありませんでした
餡子と餅の嫌いなわたくしですので食べたかったわけではないです
逆に食べる行為は毎年苦痛ですが・・これはなんというか
日本の行事というよりか金融機関として「する」行事だと思っていました
それがなんと・・なし
就職してウン十年経ちますが初めての経験
餅は嫌いですがあの鏡餅はどこへ行くのか
それが気になり夜も眠れいかも・・
そんな大事件が起きた原因は今年配属された新人女性
元気が良くてお客様の評判も上々
わたくしの支店というかわたくしが勤務する金融機関は一番若い女性が鏡開きの準備をして先輩たちがフォローをするという、暗黙のルールが存在します
これはわたくしのような中間管理職が指示するまでもなく女性陣で話ができているものと思っていたのがわたくしの最大のミス
わたくしの支店の女性陣は20代もいればベテランの40代もいて小型店舗でもなく多くの女性が働いており何も心配しておりませんでした
なのになぜ鏡開きをしなかったのか・・
その謎はわたくしを悩ませるストレスの項目に必ず入る「最近の若い人」の独特な感性なのです
それは「タピオカ」は好きだけど「ぜんざい」は嫌い
新人女性はこう宣ったらしい
まぁわたくしも元々嫌いなぜんざいなので気持ちは分かります
ただ「しきたり」に近い行事ですので女性の先輩たちからの指導があったらしいのですがなんとその新人女性断固拒否
拒否だけなら他の女性が作ればいいだけの話ですが、その新人女性は・・
「こんなさせること自体おかしいから本部に言う!外部にも相談する!」
た・か・が「鏡開き」
た・か・が「ぜんざい」・・が
セクハラ・パワハラレベルまでに・・
昔なら「ふざけるな~やれ!金融機関っていうのはそういうものなんだ~」
と上司の怒号で終わりでしたが今の時代は違います
支店長はなんとこの・・たかが・・鏡開きの不開催を本部に相談しました
そして本部の回答は・・「開催を中止せよ!全店中止せよ!」
すぐに
本部から全店に鏡開きの開催中止の連絡が・・
マジか~
マジなのか~
たかが鏡開きだぞ~
こんなことまで若手の言うことを聞いてたらヤバイでしょう
鏡開きがストレスになるという新しい年の幕開けに不安を抱きつつ
今年もストレスを解消して乗り切ろうと思うのでした