銀行を退職した者の末路・・・厳しい現実・・行方不明になるものも
ストレスを多く抱える金融機関に勤める人達
毎年多くの人が退職していきます
理由は様々・・
〇仕事が合わない
〇ノルマがキツイ
〇人間関係に疲れた
〇出世コースから外れた
〇試験や資格が取れない・勉強できない
★パワハラ加害者・被害者
★セクハラ加害者・被害者
などなど・・・
そしてけっこうあるのが
聞こえはいいですが現実は・・
大手企業などからハンティングされるのはほんの一握り
多くは保険会社など営業戦力として
わたくしが務める金融機関でも多くの行員が保険会社へ行きましたが
95%は5年以内に辞めてます
営業力があり優秀だった先輩・後輩も・・です
辞めていない5%の元同僚は超がつくほど優秀でした
仕事はできるのはもちろん、人柄・見た目など人を惹きつける魅力も含めたオーラがありました。
やはりそんな人じゃないとやっていけないのでしょう・・
こんな話があります
わたしの部下であった20代後半の行員は仕事もでき人当たりも良くお客からの評判も上々
そんな彼が外資系保険会社から声を掛けられ転職しました
わたくしは部下や同僚が辞めたいと相談されると必ず止めません
部下を辞めさせるとわたくしの人事考課は下がりますが、人の人生にとやかく言いたくないのと、一度辞めたいと言った人はその後に期待ができないから不満分子として早く辞めてもらいたいからです。
冷たいと思われるかもしれませんが私自身そこまで人の人生を考える余裕もなく、切り替えも銀行員の大切な要素だと思っているからです
そしてその自信満々で辞めた元部下は3か月は自分の人脈や勤務していた銀行のお客を周り成果を出していましたが4か月目がぱったり・・
ついにわたくしの携帯に連絡が・・
「ご挨拶に伺いたい・・・」と
辞めて4か月後にご挨拶なんておかしいでしょと思いながら
「忙しいから気を使わなくていいよ」とやんわり断りをいれました
すると・・
「相談が・・」と言うので再度断りを伝えた
「自分が選んだ人生だから頑張って」と伝えると
「先輩が〇〇銀行って肩書がないとドアも開けてくれないよって意味がやっと分かりました」とポツリと話し電話が切れました。
そしてその翌月にその元部下が保険会社を辞めたことを風の便りで聞きました
その後は消息不明
行方不明に近い状況・・携帯は解約され友人たちも連絡先もしらず・・
つい半年前まで銀行のバッチを付け輝いて働いていたのに・・
まぁ今まで何人もよのような人を見て来たので驚きもしませんが
現実の厳しいさを感じます
銀行員は問題を起こさなければ出世を考えなければある程度終身雇用
出向やリストラはありますが
プライドを捨てればある程度までは・・
地位と収入は維持できます
辞めても苦難
辞めなくても苦難
それなら現実を楽しもうと思います!
金融機関の仕事で一番キツイのは・・人間関係 金融知識より人心掌握!
金融機関に勤めるものは日々業務に追われストレスを抱えています
しかし、日々の業務というものは慣れや諦めでどうにでもなるものです
過去わたくしの上司でこんな人がいました
「融資については相談を受けてなんとか融資決済をとろうとするから本部とお客との板挟みに合い苦労するんだ」「だから絶対できる・簡単な案件しかしない」・・と
気持ちがいいくらい割り切っていました
そんな上司でもそこそこ出世してます
それではなぜ出世できるか
プラスが少ないけどマイナスがない
無理な仕事をして成功すると大きく評価されますが失敗すると大きなマイナスとなります
金融機関はマイナス査定ですのでマイナスがないことが評価されます
ですので無理をしないことも重要なのです
ということで業務については適度に頑張り無理をしないことでいいので
しかし・・中間管理職にとって支店や部署の運営について自分だけではどうにもできないことがあります
それは部下や上司との人間関係です
上司からの指示を部下に伝え指示通りに働けかせる
今の時代は「働いてもらう」のほうがピンとくる言葉ですが(情けない・・)
自分はいかに仕事ができてもポンコツな上司や部下がいて言うことを聞かなければ
支店や部署運営に支障がでて自分の評価下がります
どんな理不尽なポンコツな言葉や態度を受けても運営のため我慢我慢
でも・・ストレス溜まりますね~
わたくしもこの問題でストレスが溜まりに溜まってブチ切れた先輩を何人も見てきました
ネチネチ言う上司に切れて殴りかかったもの
部下が言うことを聞かず蹴りあげたもの
突然飛び出して二日間行方不明になったもの
若いときは「なんでそんなになったんだろう」と思ってましたが今の立場になり共感できるようになりましたし、気を付けないとな・・と思ってます
人間関係・・人心掌握・・
これが金融機関で生き残る大切な能力であることは間違いありません。
年上の部下 あなたならどうする?
どこの会社でもあると思いますが・・
年上の部下ほどめんどくさいものはありませんね
自分は特に出世が早いわけでもないですが
行く支店行く支店年上の部下がいます
一応先輩なのでたてますがあくまでもわたくしのほうが上司ですので仕事は厳しくいきます
ですのであまりストレスはありませんが・・
定年前の怖いものがない世代(わたくしはそう呼んでます😓)
には注意が必要
出世欲もなければ人間関係も気にしない輩が多く手を焼きます
中にはまともな人もいますが大多数がなぜ出世できてないか納得できる人ばかり
支店の貴重な人材ですので働いてもらわないと・・
話を合わせプライドを壊さず・・
そんな努力をみなさん行っていると思います
「いつ辞めてもいい」が口癖のそんな年上部下に
「明日にも辞めて下さい」と言えないストレスを抱え
「まぁそういわず頑張りましょう」と心にもない言葉でやる気を起こさせる自分を褒めたやりたい・・
みなさんはどうでしょうか・・
金融機関はブラック企業?横領・うつ病・セクハラ・パワハラ・不倫 でもイメージは堅いのかな?
金融機関に勤めている人で自分の銀行を今はやりのブラック企業だと思ったことありますか?
ここ5~10年に入社された人は痛感しているでしょう
では10年以上働いている人は痛感してないでしょうか・・
「痛感してない」のではなく「思いたくない」のでしょう
銀行に勤めてだけで堅い職業で家族や親せき・同級生から一目置かれてきたウン十年
いまさらブラック企業なんて思いたくないですよね
銀行では肩身の狭い境遇でも一歩外にでれば銀行員として社会は認めてくれる
これだけで色々なストレスや時間の拘束を我慢してきたのでしょう
そして収入も人よりは多く得ていたのでこの勤務時間でこの給料かとの不満もさきほどのステイタスで納得してきたに違いありません
しかし、経験を積み役職も上になり管理職など責任ある立場になったら・・
給与水準は低下しわけのわからない若者が部下になり働き方改革といい仕事は全て自分のところへ、若者の中途採用は引く手にあまたですが中年は・・
住宅ローンと教育費を考えるとグっと我慢している世の中高年が多いこと
わたくしはその我慢を少し変えると楽になりました
それは・・
自分はブラック企業に勤めていると認識することです
そう思うと凄く気が楽になりました
訳の分からない部下がいても・・ブラック企業だからしょうがない!
なんていい言葉でしょう~
納得できるんです
世間は気付いてないんですよ~ブラック企業ってこと
だから・・・
世間が気付くまでがんばりましょう!
金融機関に入る現在の若者はバブル組と似てる?
日々ストレスと戦う金融機関の皆さま
金融機関に入る現在の若者達に手を焼いていませんか
わたくしは日々悩まされております
わたくしの上司や同僚部下も皆悩んでおります
しかし悩んでいない年代の方も・・
それはバブル時期に入行した人達!
そう採用試験の飛行機代を負担してくれるは他の金融機関に取られまいと他の金融機関の採用日に海外旅行やフランス料理を招待し飲ませ食わせし超売り手市場の時代です
入社試験を受けるだけで「足代」として万札入った封筒をもらってた
入社説明会に参加しただけで家電などのお土産があったなど
わたくし達氷河期世代にとって考えられない時代です
そんな超売り手市場ですので優秀な人は大手企業やメガバンクに内定するのは今でも変わりませんが、採用人数が多いため優秀でない人も入行します
大手企業やメガバンクはそのような状況なので地方銀行や信用金庫・信用組合などには
売る残りのような人たちが入社します
それもかなりの待遇で・・
通常で金融機関の業務は厳しいだろう・・という人が金融機関から「ぜひ入行してください」何度も頭を下げられ・・
「しょうがない・・入ってやるか」って感じで・・
そしてその後バブルがはじけ景気が悪くなり就職氷河期へ
採用人数も少なくなり金融機関の就職は狭き門となりました
その結果・・・
厳選された優秀な人材が入りバブル組を追い抜き出世していきます
全員が当てはまるわけではありませんがわたくしが他の金融機関の友人知人と話をすると皆口を揃えて「うちもそうだよ」と言います
そして必ず皆「今入行してくる若手が同じなんだよ」って言います
超売り手市場で昔ほど人気のない金融機関を志望してくる学生がろくなのがいない
わたくしの勤める金融機関も募集人員が確保できず二次募集を行ってやっと確保しているとか・・
わたくしから言わせると「2次募集って・・落ちぶれたな~」正直な感想です
まぁそれは時代の流れなのでしょうがないですが・・
入行してくる若手が皆ポンコツすぎて手に負えません
他の会社に見向きもされないようなやつですので当たり前なのは当たり前なのですが・・
特徴として
〇意欲がない
〇嘘を平気でつく
〇不満をすぐ人事担当に言う
〇残業や休日出勤を嫌う
〇雑用を嫌う(掃除等)
〇飲み会を嫌う
〇一番楽な方法を聞く
〇すぐ親がでてくる
〇パワハラという言葉をすぐ使う
〇怒られている時に「なんでこの人怒ってるの」って顔をする
こんな感じでしょうか・・
今わたくしはこのような若手とバブル組の年上部下と一諸に働いておりまして
つくづく似ております
本当に似ております
一番の共通点は仕事ができないのにプライドが高い
わからない・知らない・教えてが言えない
わたくしのような境遇の方が全国の金融機関に多くいると思います
時代は巡るんですね
その谷間の世代はいつも苦労するんでしょう
自分だけではないんだ・・という気休めが少しでもストレスを軽減すると幸いです
*重ね重ね言いますがバブル入行組でも現在入行してる若手でも優秀な人はいます
あくまでもトンチンカンな人の割合が高いという自らの周りや他の金融機関の人の意
見をもとに記載しております。
働き方改革はストレス地獄!金融機関にうつ病患者大量発生!
金融機関に勤務してる者にとって悩ませるキーワード
この昨今、猫も杓子も唱えるキーワードですが・・
これほど金融機関にとって地獄の政策はありません・・
なぜならお金を扱う仕事なのに
「TIME IS MONEY」ではないのです
仕事の効率化は機械やコンピューターではなく「人」に左右される職種だからです
ネット銀行が横行する現在は特に顕著に表れています
それはシステムが脆弱な地方銀行・信用金庫・信用組合・JA等々はモロに影響を受けています
なぜなら「人」と「足」で全て手続きをいまだにしてるからです
スマホやネットで申し込んで正否を審査して連絡してメールや郵送でやり取りして行いメガバンクやネット銀行は「人との会話」「人の要望」など対面チャネルなら避けて通れない問題がなく要件に当てはまらなければ否決で当てはまれば融資や商品が購入できるのであります
よく「FACE TO FACE」と某金融機関組織がCMしてますがこの「FACE TO FACE」が時間と労力を取られ挙句の果てに大手銀行やネット銀行にいつのまにかローンや預金・保険などの商品を取られているのにも気づいてない状況なのです
共感されているの方もいると思いますが・・
これは働いている行員がどうにかできるレベルではありません
なぜなら・・
経営陣が年配でシステムも今ほど進んでいない時代を経験し、一軒一軒企業や個人宅を訪問していた時代の人達は成果がでないと人への批判をし、若手の効率的な方針に対して難色を示し、人海戦術を推奨するからです。
ですので若い行員は定時に帰り支店長や部長・課長も定時で帰り時間外勤務が付かない役職者が遅くまで残り上司と部下の仕事はもちろん自分の仕事もこなし休まることがない状況が全国で起きていることでしょう
その結果・・
ストレスげ心身をヤラレ・・うつ病に・・
中堅行員でよくわからない理由で休職や退職した行員がいたら80%該当するでしょう
(あと20%は不詳事件・横領かパワハラ・セクハラ)
うつ病予備軍も多いと思います
食事を摂らないとか・・
いつもイライラしてるとか・・
頻繁にお酒を飲んでるとか・・
身なりが汚いとか(髪型やシャツの汚れ・アイロンなど)・・
部下や上司そして勤務する金融機関の批判が口にでるとか・・
心当たりがある方はうつ病予備軍でいつ昇格するかわかりませんのでお気をつけて下さい
働き方改革なんて無視無視!
ぐらいがいいかも・・
でも心身は守れますが出世は・・・
難しいですね~
金融機関職員の試験勉強は自分のため?出世のため? 試験の多さに飽き飽き・・
金融機関に勤めて早ウン十年
銀行業務検定試験・・
きんざい試験・・
損保・生保試験・・
はたまた金融機関内独自の試験など・・
いつも試験を受けているような・・
なぜ受けるのか
なぜ受けないといけないのか
それは正直・・
自らのスキルアップという建前の出世に必要な項目だからです
だから勉強するのです
保険などの資格は取得しないと販売できないためしょうがないですが
他に資格については何にも意味を持ちません
合格してなくてもバリバリ仕事をしている人もいます
でもそんな人は出世はしません
出世に必要な要件だからです
ですので・・
仕事はできなくても試験に受かるためどんどん出世する輩が増加
仕事の評価より試験合格不合格のほうが公平性があるから・・だそうです
そう頭が悪いやつは出世できないのです
ですので勉強ばかりする若手が増え仕事を覚えずしわ寄せはベテランの人達へ・・
そして働き方改革で若手の残業・休日出勤をされてはいけない風潮でベテラン・管理職へのしわ寄せがきてダブルパンチ
ベテラン達は残業・休日出勤で勉強する暇もなく若手は着々と勉強して試験に合格してどんどん出世・・
いつのまにか立場が逆転するなんてことはザラです・・
歳を取り頭が固くなって上に若手のしわ寄せやストレス、そして家庭の悩みなど試験勉強へのハードルがどんどん高くなっていきます
この状況は全国の金融機関で共通しているのではないでしょうか・・
わたくしは朝早く起きて勉強してます
でもこの時間を惜しんで勉強している試験は金融機関を辞めれば何にも役に立たない試験・資格だと知っています
それなら「宅建士」や「社会保険労務士」などの試験勉強をした方が良い
わたくしも「宅建士」の勉強をしております
ストレス解消は健康のため
勉強は将来のため
みなさん頑張りましょう!